ペットケアサロン BECK

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スタッフのゆる~いブログ

まだまだ夢物語…。そして夢の途中…。

2023.3.4

僕には夢がある。多分、今まで誰にも言ったことないし、どこにも出したことがない門外不出のネタだ。

人に言ったら笑われてしまうくらい現実味がなくて、夢物語のような夢だ。

僕もそうだなと思う。

けどきっとそこを目指さないといけないんだと自分では感じている。

それは自分自身の夢でもあるけれど、それは多くのペットユーザーを救うものだとも思う。

それがもし実現できたら少なからず僕の手の届く範囲では夢のある職業になるはずだ。

それに地域におけるプロの向上、ペットユーザーの意識の向上、犬猫のQOLの向上なども叶うだろう。

他言はしないでくれ。今回もひっそり、しれっとあげるブログだ。


僕の夢は…

この松本という地で「ここに来れば全て解決する」そんな地域の中核総合動物施設を作ることだ。

そこには犬猫別のサロンがあって、犬猫別の病院がある。夜間救急もやりたい。

ホテルもあって、トレーニング施設もあって、ランが併設されたカフェがあって、物販もあって、保護犬・保護猫の譲渡会やそれらの団体支援などできると尚良い。

今、僕の立つ現在地からではゴールは全く見えないし途方もない。

どんなに安く見積もっても、数億〜の単位のお金が必要だ。(しっかり稼がないとね…。)

何より僕一人の力ではどうしようもできない。

 

同士集めをしなければ!そう思って、数年前に(まずは)「トレーナー」を探した。

トレーナーがトリマーと獣医師を繋げる架け橋になり得る可能性が一番高いと感じたからだ。

だけど、その当時の「(Momose基準の)まともなトレーナー」は大体都市部にいるし、移住込みで引っ張ってこようにも既に独立してバリバリやってた。

まともそうに見えて実際の仕事ぶりを見たら化けの皮を被ってたりもした。

そんな最中に世の中はコロナ禍になった。

僕の計画の第一歩は歩みを止め後退を強いられる。

計画は頓挫し、我慢の日々が続いた。

 

そんな日々を過ごし、今日に至るまでに決意を強く持った瞬間が3回ある。

歩みを止めるな。そう言われてる気がした。

 

1つ目は、愛犬が死の縁を彷徨ったこと。

ある日、家に帰ると様子がおかしかった。元気がなくてふらついている。嘔吐もしている。

その時間から診てくれる病院はなかったし、夜間救急もない。諏訪にあるみたいだけど、移動を耐えれる体力があるようには感じなかった。

かかりつけの病院に連れて行くことを決め、愛犬の無事を願って翌朝を待った。

エヴァンス症候群という珍しい病気だった。

簡単に説明すると白血球が赤血球を破壊する病気だ。

それによって血は薄くなり、酸素も供給できなくなり酸欠を引き起こす。

それによるふらつきと嘔吐。

幸い一命は取り止め回復したが、夜間救急がこの土地にはないことに絶望感を覚えた。

噂によると過去には夜間救急の動物病院があったそうだ。

あくまで噂レベルの話だ。だけどこの業界に身を投じているからこそ信憑性の高い話だなとも思ったので記しておく。

ある時に夜間救急で対応し、夜間対応の割増料金を治療費と共に請求したらしい。

しかし、その対応患者の飼い主様は支払いを拒否。未精算、未回収の状況が続き、そこは夜間救急をやめたそうだ。

実は似たような事例は多数ある。SNSで繋がりのある県外の獣医さんも被害にあっていた。

看護師もつけなければならないのに、相応のお金がいただけないのであれば仕事にもならなければ赤字だ。と…。

ちなみに私のその愛犬は治療費、入院費等諸々で24万円ちょっとの精算だった。(保険である程度は返ってきた。)

個人的には安いと思った。

勿論、普通に生活していれば24万円というのは大きなお金だ。

だけども人より小さな体。臓器も小さい。人ほどいろんなものが揃っていない。輸血の血にしてもそうだ。

そして何より人のように外科、内科などの区分がないことがほとんどで、いろんな個体、いろんな症状、時には犬猫以外の動物をこなさなければならない。

それを考えたら獣医師の労力は計り知れない。人間の医療以上に大変だろう。

業界としてはもっとペットサービスの価値を正常にしていかなくてはいけないと思う。

その反面、ペットユーザーの認識やレベルを底上げしていかなくてはいけないのも事実だ。

バランスをとっていかなくてはいけないが、「ペットは贅沢」という認識をちゃんと持たなければならないだろう。人のこと同じようにお金はかかるのだ。(「ペットは贅沢」というところは、いい言い回しが思い浮かばなかったので異論は認める。)

良くも悪くもだが、過度(必要以上)にペットを擬人化することも良くないのだろうと思う。

人は人であり、犬は犬であり、猫は猫なのだ。

 

2つ目は、お客様の愛犬が劣悪なトレーナーのもとでトレーニングを行い行動が悪化したこと。(それも3件も…。)

ある子の例を挙げると…

そこに行くまではお店にも喜んできてたし、遊べて、おやつも食べれた。

無理な施術はしていなかったから少しは我慢もしてくれて施術できていた。

トレーニング後それまでの光景が嘘のようになっていた。

お店には入るけど飼い主さんに従っているだけで喜びはない。遊ばなくなり隅っこで体を丸めている。おやつも食べない。

作業も嫌がるようになっていた。特に足は触れなかった。触ろうとしただけで威嚇、攻撃行動が出た。

その当時には既に犬のボディランゲージをある程度読み取れるようになっていた僕は、施術をやめて事情を説明し、前回から何があったか聞いた。(犬や猫などの動物は仕草や動きで会話している。それを読み取れるプロが日本にはまだまだ少ない。だが読み取れるようになるととても楽しいし、何より会話ができ、相手の意見もわかる。これは飼い主様においても同様だ。読み取れるようになった方があらゆる事故を未然に防ぐこともできるし、より強固なく絆を育むだろう。何よりQOLが高まると思う。おすすめの書籍は今度別のブログで紹介します。)

本来であれば預かる前に聞いておけば、その子もその日のサロンでの嫌な経験をせずに済んだんだと思う。

残念ながら県内にまともなトレーナーはまだまだ少ない。おそらく松本市にはいない。僕が認知しているのは長野市のトレーナーさんだ。

だから僕はまずまともなトレーナーを同志として迎え入れようと動いていた。

コロナ禍で頓挫し、探しても移住込みでは条件をクリアする人材がいなかった。

それならば僕がトレーナーになろうと思った。

だから今はこうしてトレーナー資格取得に僕が動いている。

他のブログでも述べているが、「トリマーはアスリートのようなものだ」と考えている。

トリマーとしての現役生活は短いと思っている。だからお店に長く携わっていけるトレーナーへの転身を考えた。

とはいえ、すぐに完全にトリマーをやめるわけではない。

徐々にトレーナーの方に向かっていく働き方をする。

最終的には指名のお客様のみになるかもしれない。

この資格を取得すれば間違いなく当店の新しい武器になるし、このようなことが減らせるし、なくすこともできる。

この件は今思い出しても胸が痛いし、力になれなかったことを後悔している。

うちに来てくれる子にそんなふうにはなってほしくないし、そうさせない努力をしたい。

トレーニングにおいての料金設定はある程度決めてある。

僕の先生は時間単価10,000円だ。今度値上がりして時間単価12,000円になる。

(卒業生、同期はみんな”師匠”と呼ぶけれど、なんだかそこだけ宗教っぽくて嫌だ。それに師匠って言ってたらなんか越えられない気がするので僕は師匠とは呼ばない。)

卒業生は時間単価6,000〜8,000が多い。

先生の価格改正の裏には「トップである自分が上げていかないと弟子が上げづらい」という背景があったようだ。

自分は10分1,350円に設定する予定だ。時間単価にすれば8,100円だ。

トリミングやホテルでも度々価格の見直しや改定を行ってきたが共通して感じることがある。

理由はどうであれ”上げづらいし、理解を得られにくい”ということだ。

しかし上げていかなければ適正価格には近づかない。

段階を踏んでいかなくてはいけないし、夢のためにもしっかりとお金を稼がないといけないのも事実である。

そのため適正でないところの現状補填しつつ、真っ当な価格で仕事をする必要がある。

後々上げづらいことを考えればなかなかいい設定だとは思う。

何より移動時間だ。勿論、移動時にも料金が発生するようにはするが、不測の事態というものはある。

事故や渋滞などによって時間はずれ込む場合がある。そこには予測して動けなかった自分に落ち度があるのでお題はいただけないが、移動して準備してなどを考えると10分1,000円の時間単価6,000円では見合わないだろう。

その日やることによってはお店でもできるが、恐らく訪問するケースが多いと思われる。

それと最近トレーナー資格取得に動いていることもあり「資格取得後にお願いしたいです。」と言われることが多々ある。

勿論、嬉しいことではある。

今現在、他のトレーナーさんにお世話になっているのであれば引き継ぎをしっかりしなくてはならないとも思うし、仁義を通さなければならない。けど僕にとってこれは大した問題ではない。というより問題でもなんでもない。

しかし今現在、問題行動で困っていてトレーナーさんにお世話になっていないのであれば問題だ。今すぐに信頼できるトレーナーを確保してお世話になるべきだ。

僕がどんなに急いで頑張ってもトレーナー資格を取得するのは今年の9月〜10月くらいだ。

その間にその子はあらゆる経験をするし、勿論年も取っていく。

その過程で問題行動が悪化することも勿論のごとく可能性としてある。

今トレーナーが介入すれば早期解決、また経験する必要のないことを経験として積まずに済むだろう。

だから今困っているならば今ちゃんとしたトレーナーに頼るべきだ。

必要ならトレーナー探しもお手伝いする。幸い卒業生が2名県内にいる。お二人とも長野市だが出張もしてくれるだろう。

実は同期の一人も長野市だ。同期と共に資格を取得できれば県内での資格取得者は4名になる。

僕が恐らく、中信〜南信を担当することになるだろう。僕は幸いにもフットワークが軽く県外にホイホイ行ってしまうので、必要とあらば県外にも出張に行くだろう。というか行きたい。あわよくば現地の美味いものを食べたい笑

 

3つ目は、お客様の娘さんが獣医学部に進学したこと。

僕の夢を叶えるためには兎に角同士が必要だ。

できることならば同世代〜若い世代で集めたい。

時代を作れるのはその時代に生きているものだけ。

そして僕が作りたいものはこれからの時代に必要だと思うものだ。

だからこれからを担う世代が活躍し、夢を持てる仕事にしていく必要があるし、次の世代に繋げていく義務がある。

何より獣医学部に進学してくれたのは個人的に大きい。

実はこれからの獣医学部の学生は少なからず「動物行動学」のカリキュラムが必ず組み込まれる。

トレーナー目線で言えば、この「動物行動学」の知識がある獣医師と、そうでない獣医師ではやりやすさが段違いに違う。

言い方を変えれば連携が取りやすくなる。

東京にとても有名な獣医師がいる。入交眞巳先生だ。(気になった方は調べてみてね!)

獣医師でありながら、、米国にて獣医行動学専門医、博士を取得している。応用動物行動学が専門で、犬の常同障害を研究している。

入交先生のいる病院ではおやつ外来と取り組みを始めている。

病院に来ることを苦痛にしない、ワクチン接種を苦痛にしない、あらゆる治療に対するストレスや負担を減らす取り組みだ。

こういう動物病院は必要であると考えているし、そのためにも動物行動学に精通したちゃんとしたトレーナーの存在が必要なのだ。

幸いにもお客様の娘さんは愛犬想いでとてもしっかりしているし、地元で仕事をしたいと言ってくれている。

是非とも将来的には一緒にお仕事したいのでお願いします!(土下座)

僕はそれまでにしっかり稼いでお金貯めます。途方もないけど(苦笑い)

 

クラウドファンディングも考えたけど、うまく言えないけどそれは違う気がしてる。

勿論、賛同者が参加してくれるのだろうけども、それは賛同者の票でしかない。

地域の中核総合動物施設なのだから、しっかりと飼い主さんのレベルを底上げしていくことは絶対条件だし、それに見合うプロではなくてはいけないし、しっかり周りの方に認めてもらえるようにしていかないといけない。それは勿論ペットユーザー以外の人にもだ。

だからきっと僕のこの頭の中にあるものも、しっかりとまとめて説明しなくてはいけないし、理解してもらう努力をするときが今後必ず来る。

これが一方的なものになってもいけないし、押し付けになってはいけないし、置いてけぼりにしてもいけない。

勿論、同志は必要だが、周りの環境を整えていくことも同じくらい必要なのだ。

だから今後、当店のお客様にもいつか説明する場が来るかもしれないし、いつか協力をお願いすることが来るかもしれない。

その時にちゃんと理解を得られるよう、ちゃんとしたプロとして成長を続けていきたい。

僕の夢はいつだって周りの環境が与えてくれる。そしてその原動力も。

人に言ったら笑われてしまうような夢物語の夢だ。それでも僕は本気だ。

ないものは作る。そうしてこのお店もできた。

だから不思議と不安はない。ただ進むだけなのだから。

その夢が叶った時、きっと僕はこのお店を持った時と同じように「あって(作って)よかった」と口にするんだろう。

生きているうちにその次の夢まで見れたら嬉しいな。

 

一先ず、お客様を増やして売上を増やしていかなくては…笑