#IamYayproject
今回ご紹介するのはこちらのTシャツなんですけども、こちら実は兄の大学時代の友人が制作したTシャツなんだそうです。
表面はこんな感じ
裏面はこんな感じのデザインになっております。
制作された方がどのような想いで作られたかフライヤーに書かれていましたので引用ですが載せておきます。
(以下引用)
#IamYayproject
ご購入ありがとうございます。
このTシャツが少しでも多く広まって優しい世界、優しい日本になればいいなと想います。
是非#IamYayprojectでInstagram、facebook、twitterなどで写真をアップしてください。
みなさんの写真を見れるのを楽しみにしています。
私が私であること。それが当たり前に認められる社会。
誰もが自分を認められる、そんな世の中になってほしい。
そんな願いをこめてこのカラフルなTシャツを作りました。
多様性はレインボーを超えて何色もの色をなします。
わたしはわたし、あなたはあなた
つまりわたしはあなたではないし、あなたはわたしではない
それは自分を認め、そして相手を認めるということです。
#IamYayproject
IamYayとは
I am ME, You are Youの頭文字です
この絵はある友人をイメージして描きました。
かっこよくて繊細で、頼りなくて、優しくて、馬鹿で、正直で、明るくて
言葉では表現しきれないたくさんの魅力をもった私の大好きな友人です。
私にとって、その友人は男性でも女性でもなく、性という枠にとらわれていないような存在です。
友人は女性として生まれたけれど女性であることにずっと違和感を持って生きてきました。
このTシャツは友人が自分らしく胸を張って生きていくことへの餞別のようなものでした。
この絵を描いていくうちに、多くの事を考えました。
社会の事、差別の事、これからのこと、自分の生き方など。
「 I am Me, You are you 」
もしかしたらこのメッセージが人に勇気を与えたり、誰かを受け入れる意思表示になったり、
自分を表現するツールになったりするのではないか。
そう思い立ちこのTシャツを販売する事を決めました。
販売する事になって「カミングアウト」という言葉になんどもぶつかりました。
「自分が性同一性障害である」であったり
「性同一性障害のパートナーがいる」であったり
「同性のカップルである」であったり
「一般的な社会からはずれている」であったり
そういうことを世の中に、家族に、友人に、公表してしまうのでは。
それによって生きにくくなったり、誰かを悲しませたりするのではないか。
私はカミングアウトという言葉が嫌いです。
カミングアウトが世の中からなくなればいいと思います。
自分はこうであるとわざわざ言わなくても自分らしく生きていける世の中がいいです。
日本で左利きの人の割合とLGBTQにあてはまる人の割合は同じくらいだそうです。
今、私たちはわざわざ自分の利き手を公表しなくても生きていけます。
ポイントカードを作るときに利き手が右か左か両利きかを選択する必要はないし、
この人は左利きだからといって、気持ち悪がったり、差別する事もありません。
それは、右利きの人が、数がずっと少ない左利きの人を受け入れているからです。
社会で大切なのは右利きの人です。多数派の人が少数派の人を受け入れる事ができたら、
多くの問題はきっと解決します。
もっといえば多数少数に関わらず、自分と違う人を受け入れる事ができたなら、
世の中はもっとキラキラと優しい場所になるはずです。
でも、今の世の中は多くの面で左利きの人にプレッシャーを与える世の中です。
世の中を変えるのは難しいです。
けれど、このTシャツを着る事で
いま悩みに直面している人の勇気になればいい
そして、その周りの人とその人の架け橋になればいい
違いを受け入れる意思表示になればいい
そう思っています。
以上が引用させて頂いた全文になります。
この方が自分の思いを言葉にすることがどれだけ勇気のいる事だったでしょう。どれだけ覚悟のいる事だったでしょう。様々なことに触れ、様々なことにぶつかったでしょう。
これだけむき出しの言葉だから伝わることもあったでしょう。素晴らしい想いのこもったものです。
販売もされいますので気になった方は購入先を教えますのでご連絡いただければと思います。