「泡」の役割とは

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こんにちは。オーナー兼スタイリストの Momoseです。
Momoseは何を血迷ったのか11月19日から年末年始まで「1日1ブログ」という無謀な目標を作り実践しています笑 書くネタをいくつかストックしてあるので今のところ順調に進んでおりますが、本日はなんと2本立て!が、がんばります!笑
まぁ、その話は置いといて…。上記のブログをお読み頂いたお客様から質問を頂きました。その質問内容が個人的に「いい質問だな」と思い、ブログにて共有させて頂こうとこうしてブログを書き始めております。
とあるお客様から「泡立ちの良いシャンプーの方が汚れは落ちるのか?」、「泡立てる必要はあるのか?」、「泡立てる時はどのようなものを使えば良いのか?」など沢山の質問を頂きました。「泡」に関しての質問でしたので一部抜粋させて頂きお話を進めていこうかと思いますが。
ではまず「泡立ち=洗浄力」なのかというと、そうではありません。泡立ちは関係なく、落としたい汚れに適した界面活性剤をセレクト、使用出来ていれば汚れは落ちます。CMで有名なフレーズ「油汚れに〜ジョイ!」の食器用洗剤のジョイですが、フレーズ通り、油汚れにめっぽう強い、油汚れが得意な界面活性剤を使用しています。当店で使用しているシャンプーで例えますと、BOKUMO.シャンプーは皮脂汚れが得意なシャンプーで、アニマー湯シャンプーはアスファルト汚れなんかが得意なシャンプーと言った感じでしょうか。なので当店ではその子の状況に合わせてシャンプーをセレクトし、使用しています。なので、どのような汚れを落としたいのかが明確になっていて、それに合う界面活性剤(シャンプー)をセレクトし、使用出来ていれば汚れは落ちます。
「泡立てる必要性の有無」はというと、当店で今現在採用している洗い方をまず話しますと「非接触洗浄」と呼ばれるもので、わかりやすく言ってしまうと「掛け流し」になります。こすり洗いをしてしまいますと摩擦による刺激で皮膚、被毛を傷つけてしまいます。それを避けるために非接触洗浄というものを取り入れたのですが、皆様おそらく「果たしてそのような洗い方で汚れは落ちるの?」と思うではのはないでしょうか?結論から言いますと落ちます!
https://m.youtube.com/watch?v=EltJxWUDbG4
とても良い例が洗濯洗剤のNANOXのCMになっていたので拝借いたしますが、このCMを見て頂ければおわかりいただけると思いますが、水に洗剤(界面活性剤)を入れているだけ。泡立たせてもいません。つまり「汚れ」に対して何回「界面活性剤」が触れているかということ。その汚れに適した界面活性剤がちゃんと触れて、汚れを浮かし、洗い流れれば汚れはちゃんと落ちます。なので特別泡立てる必要はないと考えております。
じゃあ「泡」の役割とはなんなのか?汚れを落とすのに泡立ちは関係ありませんが、「泡」には泡の役割がちゃんとあります。皆様も洗顔剤でお顔を洗ったことがあるかと思います。「洗顔する時はしっかり泡立てて、泡で洗う」というのがベースになってるかと思いますが、これは正解です!こすり洗いをすると摩擦による刺激が起きると先程お話ししましたが、「泡」はその摩擦刺激を抑えるクッションの役割を持っているのです。その為、デリケートなところを洗う場合は泡立てた方が良いのです。当店で泡立てる際には元から泡で出てくるポンプボトルにシャンプー剤を入れたり、機械で泡立てたり、スポンジで泡立てたりとしています。
と、いう感じで今回お客様からのQ&Aをブログに書いてみました。随時、皆様からの質問を受け付けております。何でもご相談ください。まだまだ勉強不足の身ですが、その時身に付いている「知識」を共有し、皆様とワンちゃんの生活がより良いものになれば幸いです。「これはいいな」と思った質問に関しましてはまたブログのネタにして共有していこうと思いますので是非参考までにご覧ください。