ペットケアサロン BECK

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Q&A

「温浴」について

2021.4.10
「温浴」について

こんにちは。オーナー兼スタイリストのMomoseです。

虫が活発になる季節になりましたね。そんな季節だからこそオススメしたいオプションメニューがあります。

そこで今回はBECKのオプションメニューの1つである「温浴」についてご紹介します。


当店では「アニマー湯プラス」というものをペット入浴剤を使用しております。

アニマー湯プラスは、主成分の温泉成分によりペットを身体の外側からケアする健康入浴剤です。有害な化学成分を一切配合していない安全で無害な自然成分で出来ているので、動物病院でも温泉療法として使われる事も多い商品になります。

温泉の泉質には数種類ありますが、アニマー湯プラスは硫黄泉になります。硫黄泉の効能は、「アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症(日本温泉協会参照)」と考えられています。

皮膚のトラブル・炎症・フケ・かゆみ・抜け毛・足舐め・抜け毛・虫よけ・汚れの軽減・毛艶に高い効果が期待できる他、温泉浴なので血行促進にもなります。自然の成分で穏やかに消炎・殺菌のケアができるのが魅力的です。温泉成分のみだと毛がバサバサになってしまいますが薬草とプロポリスを配合した事により、トリートメント剤を使用したような手触りと艶に仕上がります。 

硫黄の成分には皮脂を抑えてくれる働きもあるので、ペタペタした皮脂のワンちゃんには特におすすめです。

注意点としては、硫黄成分が皮脂を抑えるので乾燥肌の子は保湿剤との併用が望ましいです。※当店の全トリミングサービスには「セラミド保湿ケア+乳液」が標準装備されておりますので、その点はご安心してご利用頂けるかと思います。

※心臓病などの子に関しては、心臓への負担が大きくなってしまいますので温浴はお勧めできません。

また硫黄の匂いはノミやダニ、蚊など虫が嫌うため、虫除けとしての効果も期待できます。

その他にも入浴により副交感神経が優位に立つためリラックス効果も期待ができ、アウトバス後の施術に対しストレス軽減ができます。(濡れることを極度に嫌がる子は当てはまらないためオススメはできません。)


☆当店で行う三大入浴パターン

パターン1(通常)

シャンプーアニマー湯温浴ドライ

すすぎはせずにドライを行うことができます。コンディショナーを使わなくても艶々の仕上がりになります。もつれや、静電気が気になる子はコンディショナーを組み込むとパターン2がオススメです。

 

パターン2(硫黄の残り香を減らしたい子は)

シャンプーアニマー湯温浴コンディショナー→すすぎ→ドライ 

ベーシックの形だとほのかに硫黄の香りが残りますが、匂いが苦手!という方はコンディショナーをつけて一度すすぎを入れる形がおすすめです。コンディショナーは毒性がありますのですすぎ残しのないようにしっかりとすすぎます。

 

パターン3(ベタベタ皮脂や汚れをしっかり落としたい子)

アニマー湯温浴シャンプーコンディショナー→すすぎ→ドライ

最初に温泉浴をする事で身体の汚れが浮くので、シャンプー時の汚れ落ちが良くなります。当店では(全トリミングサービス)クレンジングオイルを塗布してからシャンプーしているため皮脂や汚れがしっかりと落ちます。


☆ご家庭で使用される際の使用方法や注意点

ぬるめ(34〜8度くらい)のお湯20Lにつきキャップ1杯程度を入れ、良く混ぜてご使用ください。皮膚の状態の善し悪しで希釈の割合を変えないでください。推奨されている正しい希釈濃度でご使用ください。

約10分を目安に入浴させてください。お湯に浸かるのが苦手な場合はかけ湯にして頂いても大丈夫ですし、入浴時間も5分に短縮するなどその子それぞれの状態に合わせてあげてください。

奥様方などアクセサリーのような金属は酸化して黒くなる恐れがあるので使用する際には必ず外してください。

☆応用編

前述の通り、硫黄の匂いはノミやダニ、蚊など虫が嫌うため、虫除けとしての効果も期待できます。虫除けスプレーとしても利用ができ、とても優秀です。スプレーとして使う場合は、3050倍に薄めたものを身体につけて使用してください。

日が経つと硫黄が酸化して黄色から乳白色、透明に変化していきますので、透明になったら効果がなくなるため、多量に作り置きはせず、その都度作って頂くか、少量をこまめに作って消費して頂くのがオススメです。


当店ではホームケアでも使える200mlボトルも販売しておりますのでお気軽にお問い合わせください。使用される際には注意事項をしっかり読み、用法・用量をきちんと守ってお使いください。